仕事・生き方

事務職にやりがいはあるの?向いている人はどんな人?

事務処理

こんにちは、藤乃です。
現在私は不動産の事務職として仕事をしていますが、毎日の生活に満足できず、色々と悩んだ末、転職することが決まりました。

  • 毎日このまま、誰かの指示に従って仕事をするままでいいのだろうか?
  • そもそも事務職って私に向いているの?
  • 事務の仕事におけるやりがいって何だろう?

毎日、自分自身にこれらの問いかけをしていました。正直辛かったです。

事務職に限らずサラリーマンの方で、こういったモヤモヤとした気持ちを抱えている方は、意外といらっしゃるのではないでしょうか。

また事務職は比較的楽な仕事としてみなされがちですが、実際そんなことはありません。
特に社内での円滑なコミュニケーション能力が必要となってくるので、ただ黙々と作業をしてればいいわけではないのです。

この記事は、

  • 事務職をやってみたいけれど、どんなことをするの?
  • やりがいはどんなところにある?
  • 実際に仕事をしてみた感想を知りたい

こんな疑問をお持ちの方におすすめです。
私が実際に事務の仕事をして感じたこと、考えたことをお伝えしていきたいと思います。

事務職ってどんなことするの?ワークライフバランスは?

仕事内容を見てみよう

まずは事務職の仕事内容についてお伝えしたいのですが、事務職と言っても本当に様々な仕事内容があります。
なんとなく事務と聞くと、パソコンをカタカタ打っている女性のイメージがありますが、それだけではなく外出して書類を取得する仕事などもあります。
以下、大まかにですがまとめてみました。

室内での仕事

・電話および受付応対
・書類整理
・データ入力
・会議等の資料作成
・スケジュール等の外部との調整業務

外出する仕事

・役所等の書類取得
・調査業務

事務仕事のほとんどは、上記のいずれかに分類されるでしょう。
ちなみに室内:外出はおおよそ8:2くらいの割合だと思います。
(外出しない事務職も多いのではないでしょうか。)
文字にしてみると比較的簡単に見えますが、奥が深い業務もたくさんあります。

例えば電話応対。
電話応対って、どの職場に行っても一番最初に教えてもらうものですよね。
一番簡単で誰でもできるけれど、お客様や取引先の印象を良くも悪くも変えてしまう、奥が深い業務であると私は捉えています。
相手の顔が見えない分、声色や話し方に特に気をくばる必要があるのです。

いつ誰からかかってくるかもわからないから、対処法もなく、
変わったお客様からの電話を受けてしまったり、クレームを受けることだってあります。
しかしその分うまく対応できたり、お客様の悩みを自分一人で解決できた時には、やりがいや達成感を感じられるんです。

電話を取り次ぐことは誰にでもできるけど、お客様と“会話”をできる人は限られています。

ワークライフバランスはどうか?

結論から言うと、悪くはないと思います。
もちろん職場によって残業時間は異なりますが、事務職で働いている周囲の話を聞いてみても、月に50時間を超える残業時間は聞いたことがありません。
あっても月10〜20時間くらいではないでしょうか。
私の残業時間も、多くて月20時間くらいでした。(平均15時間くらい)

仕事は仕事、プライベートはプライベート、と区切ることが可能なのは魅力的ですよね。毎日プライベートの時間を確保したい!という方にはおすすめできる働き方だと言えます。

事務職でのやりがいはこんなところにある!

ずばり、私の感じたやりがいは下記の3つです。

①電話応対などで、お客様や取引先の方と直接お話をすること
②誰かに感謝されること
③業務改善などで効果が現れた時

①については先ほどお伝えしましたのでここでは割愛します。

②ですが、これは事務職志望の方がよく言いますよね。誰かの支えとなって感謝されることにやりがいを感じるって。
私もずっとそう思ってました。でもね、それだけでは足りないし、飽きてくるんです。
それに、事務職だけが誰かをサポートする仕事ではありません。
どんな仕事も、誰かを幸せにするためにあると、私は思うんです。

事務職は、比較的身近な社内の人間のサポートをする、ということであって、営業はお客様のサポートをするし、ライターは読者のサポートをするために記事を書く。
誰もがそれぞれ、誰かのサポートをするために仕事はあるんですよね。

とはいえ、社内の身近でよく知る人から感謝の言葉をもらえることは、とても嬉しいことではあります。
事務職のやりがいの一つと言えるでしょう。

③についてですが、事務職は常に効率的な働き方を求められます。
求められない職場もあるとは思いますが、それならば自分で作業を効率的に進めていく必要があります。

毎日の仕事は単調ではあるけれども、<strong>工夫した結果、1分でも早く処理できるようになると嬉しいですし、やりがいを感じます。
業務効率化のためのスキルを勉強することも大事になってくるんですよね。

事務職で辛いこと、大変だったこと

働く中で、最も辛かったことは、毎日同じようなことを繰り返さなければならないことです。
もちろんお客様によって内容が変わりますが、基本的には同じです。
機械的に同じ作業をやり続けるのは、中々しんどいなと感じていました。

そして次に辛かったのが、誰かと誰かの板挟みになることが多々あるということ。

営業担当者と、協力してくださる会社様との間や、他部署の事務と事務の間の板挟みになるのです。
どちらを優先すべきか、折衷案はどこにあるか、悩まされることが多くありました。

そういった観点からも、丁寧なヒアリングをしたり、論理的に自分の意見を伝えるなどのコミュニケーション力が非常に求められる仕事であると思います。

「事務職に向いている人」は、こんな人!


今まで話したことを踏まえて、実際に向いている方はどんな人か?

他人と話すのが苦にならない人

事務職はただ淡々と同じ作業をこなすように思われがちですが、実際そうではありません。
社内社外問わず、それぞれの意見を聞き、結論を出さなければならない場合があるのです。
そういった意味で、他人と話すことは日常茶飯事。そしてヒアリング能力にも長けている必要があります。
ヒアリングに関しても、ただ聞けばいいわけではありません。

他人が話している内容を自分なりに解釈しつつ、業務を円滑に進めるために必要な情報を深堀して聞かなければなりません。

そういった点で、

  • 他人と話すのが億劫だ
  • できる限り他人と話さない仕事がしたい

という方には向いていません。

逆に

  • いろんな人の話しを聞いて、まとめるのが得意だ
  • リーダーシップをとるのは苦ではない
  • 自分よりも他人を優先してしまう

こんな人は向いている可能性が高いです。

先回りして行動できる人=気が利く人

・人の行動を先読みして、必要なモノや情報を提供できる

こんな人も事務職に向いていると言えます。
とは言ったものの、この能力に関しては、どんな仕事でも必要になってくるかもしれませんね。

営業担当やお客様の気持ちを考えて、自分の仕事をどんどん工夫できる人が社内で重宝されるのは間違いありません。
痒いところに手が届く、なんてよく言いますが、それができる人こそ「仕事がデキル人」なのです。

先読み能力は、ある程度の知識や経験が必要ですが、意識をすることでより確実に身につけることが可能です。
どんな仕事にも共通するスキルですので、常にアンテナを立てて情報収集し、仮説を立てることを心がけると良いでしょう。

同じ作業や細かい作業が苦にならない人

事務処理というものは毎日決まったことを処理していきます。
自分で考えて行うこともありますが、何かを調べたりチェックしたりという作業が大半です。
特にお金や個人情報を扱う作業が多いので、小さなミスも許されません。
細かいところまでチェックしたり、調べることが好きな人には向いています。

逆に大雑把な人にはあまり向いていないかもしれません。

目立つのが嫌な人

あくまでも事務職は縁の下の力持ちです。
自分自身が先導を切って進むということはほぼありません。
お客様から直接クレームを言われることもほとんとないですが、逆に言うと表彰されたり、お客様から直接お礼を言われることも少ないのが現状です。(仕事内容にもよるとは思いますが)

自分の価値を世の中に知らしめたい!という方はあまり向いていません。
逆に

  • ひっそり目立たず生きていきたい
  • 穏やかな毎日を過ごしたい

という方には向いている職種と言えます。

私には向いていなかったので、5年半の事務職生活に終止符を打つことにしました


新卒で就活をしていた時は、事務職以外には目もくれませんでした。
仕事をする、ということ自体にそもそも興味がなかったのです。
仕事は仕事。プライベートだけ楽しめればいい。そんな風に考えていたのです。
しかし実際毎日働いてみると、職場での拘束時間が長く、この時間をつまらないことに費やすのは勿体無いと思うようになりました。
どうせやるなら全力投球して、スキルを身につけよう、と。

その想いが実現した結果が、今回の転職です。

事務職で全力投球する、という思考も、最初はありました。
幸いにも今の会社は、事務職でもある程度の責任が伴うような、大きな仕事を任せてもらえる環境にあります。
ですが結局は同じことの繰り返しであったり、営業に振り回されることが多く、描いていたものとは程遠いと感じてしまいました。

そんな中で、ブログを通じて文章を書くことが好きになり、言葉を使って世の中を豊かにしたいと、考えるようになりました。

しかし今の私を形成してくれたのは紛れもなく今の会社です。
仕事の意義、責任、やり方…たくさんのことを学ばせてもらいました。
事務職が向いていない、という結論にはなってしまいましたが、それに気付かせてくれたのもこの会社があったから。
だから感謝をして最後までできる限りのことを行って、退職したいと思います。

今のお仕事が辛い方、事務職のやりがいや、楽しみを見つけられない方、一度それが自分に合っているのか、考えてみてはいかがでしょうか。
様々な角度から見て、検討してみてくださいね。